女性の宝『当帰(とうき)』で冷え症サヨナラ!!

マギヤの漢方百科

冬は冷え症の方にとっては大変厳しい季節です。一般に冷え症は西洋医学では病気と認められてはいませんが、放っておくと他の病気をひき起こしたり、 悪化させたりし、冷え症そのものも頑固で治りにくくなります。

例えば生理不順、不妊症、膀胱炎、慢性下痢、神経痛、リウマチ、肩こり、頭痛、めまいなどです。 冷え症の重要な症状は、寝る時に足が冷えて眠れない、 電気毛布やアンカを愛用してる、 冷房を嫌う、寒くなると便秘、 手足が冷たい、下痢しやすい等です。このような症状のある方は、ぜひ早めに治療しましょう。 

冷え症は圧倒的に女性が多く、婦人病の漢方薬の中には冷えをとる生薬が配合されてます。特 に『当帰(とうき)』という生薬は中国で昔から「女性の宝」といわれ、 婦人薬には必ずといっていいほど入っています。
当帰は中国特産のセリ科の植物で、ビタミン A・B12・E・複合葉酸や蔗糖・精油など多くの大切な栄養素を含んでいます。そのため、 血液の循環をよくして代謝を促し、体を温めて体力をつけてくれます。
香りはセロリに似ており、セロリやアシタバも同じセリ科の仲間で血の巡りをよくします。

この当帰が主成分の漢方薬として『婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)』があります。 全成分の70%を当帰が占め、他に黄耆(おうぎ)・地黄(じおう)・茯苓(ぶくりょう)・芍薬(しゃくやく)・党参(とうじん)・阿膠(あきょう)・川芎(せんきゅう)・甘草(かんそう)の9種の生薬が配合されています。頭痛・肩こり・貧血・腰痛・腹痛・生理痛・生理不順・不妊症・めまいなどによく、冷え症の方には非常に良いお薬です。 液体ですので熱湯に溶かして飲まれると、体がポカポカと暖まります。

婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)は、女性だけでなく、顔色が悪い、皮膚につやがない、頭がふらつく、爪の色が悪い、疲れやすい、冷えるなどの症状があれば老若男女をとわず服用された方がよろしいです。

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